【制作実績】お任せ丼&海鮮ロールの販促物制作|にっぽん丸様
海鮮のメニューには他の料理にない事情があります。その日の入荷で中身が変わるんです。にっぽん丸様のお任せ丼メニューと海鮮ロールの販促物。上半分は変わらない部分(写真・屋号・999円)、下半分は差し替えられる縦書きの札で入荷状況を。変わる部分と変わらない部分を分けて設計しました。
海鮮のメニューには、他の料理にない事情があります。
その日の入荷で、中身が変わるんです。
写真を撮って「これが商品です」と出せる料理と違って、今日のマグロと明日のマグロは別物になる。じゃあ紙にどう書くかというと、変わる部分と変わらない部分を分けて置くしかないんですよね。
にっぽん丸 様。お任せ丼のメニューと、海鮮ロールの販促物を制作しました。

制作したもの
- お任せ丼のメニュー(縦位置・フルカラー)
- 「全国各地鮮魚直送(本日入荷状況)」の一覧
- 海鮮ロールの横長販促物(店頭用)
デザインで考えたこと
① 上半分は、丼の写真1枚に賭ける
紙の上半分を、木桶に盛られた海鮮丼の写真に使いました。
マグロの赤身、中トロ、大トロ、白身、エビ、イクラ、玉子焼き、なめろう。ぎゅうぎゅうに盛られて、桶からはみ出している状態のものです。
海鮮丼の販促で、盛りの高さは説明より速いんですよね。「999円」という数字だけを見ると、安いぶん量が心配になります。でも、桶から具がこぼれている写真が先にあれば、その心配は起きません。
写真の背景には、青い海と岩場を敷きました。屋号が「にっぽん丸」なので、船と海のイメージをそのまま背景に持ってきています。
② 屋号は、筆文字で大きく
「にっぽん丸 お任せ丼」を、勢いのある筆文字で左上に。「〈味噌汁付き〉」を、その下に添えました。
海鮮ものは、書体の選択でだいぶ印象が変わります。ゴシック体だとスーパーの惣菜に見えるし、明朝体だと高級店に寄りすぎる。筆文字は、そのあいだにある「威勢のいい魚屋」の温度を出せるんですよね。
その下に「+50円であら汁に変更できます。」を小さく1行。追加オプションは、大きく書くと本体の価格を邪魔します。
③ 999円は、赤で、写真に食い込ませる
価格の「999円」は、赤で大きく。写真の左下に、少し重なる位置に置きました。
角にきれいに収めると、価格が「注釈」に見えてしまいます。写真に食い込ませると、料理と価格がひとまとまりの情報になるんですよね。
そのすぐ下に、アサヒスーパードライ150円の欄を小さく作りました。丼を頼む人が、ついでに頼むものです。値段が3桁で並んでいると、追加のハードルが下がります。
④ 下半分は、入荷状況の一覧に切り替える
冒頭に書いた「変わる部分」がここです。
紙の下半分を、青い波柄の背景にして、「全国各地鮮魚直送(本日入荷状況)」の一覧を入れました。
- 貝・甲殻類:蒸し海老、甘えび、ツブ貝、赤貝開き
- 本まぐろ:マグロ(大トロ)、大トロ炙り、マグロ(中トロ)、中トロ炙り、本まぐろ(赤身)、キハダ・めばちマグロ
- 贅沢:北海ウニ、北海イクラ
- 鮮魚:アブラカレイ、えんがわ、トラウトサーモン、コハダ、カンパチ、天然真鯛、活〆鯖、天然平目、生イカ
- 鮮魚切り落とし、煮アナゴ切れ端、鮮魚なめろう
- その他:玉子
各項目は縦書きの札の形にして、下に1ケの単価を入れています。60円、80円、90円、100円、120円、250円と、価格帯がひと目で分かる並びです。
この一覧、日によって入荷が変わります。だから、写真ではなく文字の札にしました。差し替えるときに、その札だけを直せばいい形です。
⑤ 右端に、「自分流海鮮のっけ丼」を縦に立てる
一覧の右端に、赤い枠で「選べる 自分流海鮮のっけ丼」を縦書きで。「150円スタート(味噌汁付き)」「500円であら汁に変更できます」と添えました。
お任せ丼と、自分で選ぶのっけ丼。この2つは別のメニューです。ただ、下半分の一覧は、のっけ丼のための材料表でもあるんですよね。
だから一覧の右端に縦に立てて、「この札から選ぶんですよ」という関係が見えるようにしました。左に一覧、右に説明。視線が一覧を通ってから説明にぶつかる順番です。

⑥ 海鮮ロールは、断面を主役にする
こちらは横長の販促物です。店頭やレジ周りに置く想定ですね。
中央に置いたのは、太巻きの断面写真。マグロ、サーモン、カニ、玉子焼きがぎっしり詰まって、海苔からはみ出している状態のものです。
そこに「極太!!」の吹き出しと、「はみ出す鮮度」の見出し。左に「にっぽん丸 NIPPONMARU」、右に「海鮮ロール SEAFOOD ROLL」を配置しました。
太巻きの販促で難しいのは、大きさが伝わらないことなんです。写真だけだと、実物を見るまでサイズが分からない。だから断面写真の下に、定規のイラストを重ねて「直径25cm!!」と書きました。
さらに右下にも「直径25cm」の丸バッジと、本マグロ3種の小さな写真、「直送本マグロ〈大トロ・中トロ・赤身〉を始め全10種の直送鮮魚を豪快に巻きました。」の説明文。
価格の「お持ち帰り専用 1,980円」は、左下に金色の枠で。持ち帰り専用という条件を、価格とセットにして書いておくのが大事なところです。
右端には、マグロの頭の写真を1点入れました。魚をまるごと扱う店だという合図です。
クライアント様のご紹介
にっぽん丸 様
活きてる鮮魚、獲れたての鮮魚を、産地に行かなくても東京と同じように食べられるよう、各地方の流通ルートを開拓されている海鮮のお店です。
同店自慢の直送本マグロの大トロ・中トロ・赤身を中心に、本日獲れた鮮魚を入れた「にっぽん丸お任せ丼」を提供されています。味噌汁付きで、+50円であら汁への変更も可能です。
そのほか、150円からの札を選んで自分で組み立てられる「自分流海鮮のっけ丼」や、直径25cmの太巻き「にっぽん丸 海鮮ロール」(お持ち帰り専用)など、鮮魚の直送ルートを活かしたメニューを展開されています。
入荷状況はその日によって変わるため、貝・甲殻類、本まぐろ、贅沢(ウニ・イクラ)、鮮魚、切り落とし、といった区分で、当日の顔ぶれが掲示される仕組みです。
メニュー情報
- にっぽん丸お任せ丼:999円(味噌汁付き/+50円であら汁に変更可)
- 自分流海鮮のっけ丼:150円スタート(味噌汁付き/500円であら汁に変更可)
- にっぽん丸 海鮮ロール:1,980円(お持ち帰り専用/直径25cm/全10種の直送鮮魚)
- アサヒスーパードライ:150円
- ※価格はすべて税抜き価格です
※掲載内容は制作時の情報となります。
デザネコからのメッセージ
中身が毎日変わる商売のメニューは、作り方にコツがあります。
変わらないところは印刷して、変わるところは差し替えられる形にしておく。当たり前のようですが、これを最初に設計しておかないと、入荷が変わるたびに全部作り直すことになってしまいます。
今回のお任せ丼のメニューでいうと、上半分(写真、屋号、999円)は変わらない部分。下半分の札の一覧が、変わる部分です。札を縦書きの短冊状にしてあるのは、1つずつ独立して差し替えられるようにするためでした。
これ、飲食店に限った話じゃないんですよね。季節ごとに商品が変わる店、キャンペーンが月替わりの店、担当者が入れ替わる会社。「毎回ぜんぶ作り直している」ものがあるなら、たいてい分けられます。
「毎月チラシを作り直していて、正直しんどい」
そんなときは、変わらない土台を1回だけしっかり作っておくと、あとがずっと楽になります🐾
こんなご相談、承っています
- チラシ・フライヤーのデザイン(A4片面・両面、イベント告知、キャンペーン告知)
- パンフレット・リーフレット・冊子の制作
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- ロゴ、看板、名刺、ショップカード、パッケージ
- ホームページ制作、Instagram連動の集客づくり
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- Instagram:@dezaneko
- お問い合わせフォーム:https://d-neko.com/contact.php
この記事はデザネコ(https://d-neko.com/)が執筆しました。沖縄を拠点に、開業1〜3年目の個人事業主・中小企業オーナーのデザイン・販促・集客をサポートしています。
クライアント様のご紹介
にっぽん丸
活きてる鮮魚、獲れたての鮮魚を、産地に行かなくても東京と同じように食べられるよう、各地方の流通ルートを開拓されている海鮮のお店。
同店自慢の直送本マグロの大トロ・中トロ・赤身を中心に、本日獲れた鮮魚を入れた「にっぽん丸お任せ丼」(999円・味噌汁付き)を提供。150円からの札を選んで自分で組み立てられる「自分流海鮮のっけ丼」や、直径25cmの太巻き「にっぽん丸 海鮮ロール」(1,980円・お持ち帰り専用/全10種の直送鮮魚)など、鮮魚の直送ルートを活かしたメニューを展開されています。
※価格はすべて税抜き価格です
※掲載内容は制作時の情報となります。