【制作実績】おうちスタジオのロゴデザイン制作|PEEP PEEP様
ロゴのご依頼で、僕がいちばん時間をかけるのは線を引く前の段階です。「かわいい」が丸っこいかわいさなのか、繊細なかわいさなのか。PEEP PEEP 〜おうちスタジオ〜様のロゴ制作。生まれたてのひよこ、カメラのレンズ越しのひよこ、エレガントな筆記体という方向性の違う3案をご提案しました。
ロゴのご依頼をいただいたとき、僕がいちばん時間をかけるのは、線を引く前の段階です。
「かわいい感じで」と言われたときの「かわいい」が、丸っこいかわいさなのか、繊細なかわいさなのか。ここがずれたまま清書に入ると、修正では戻せなくなるんですよね。
PEEP PEEP 〜おうちスタジオ〜 様のロゴ制作。今回は方向性の違うご提案を3案作って、そこから選んでいただく形にしました。

制作したもの
- ロゴデザイン3案(それぞれ複数のバリエーション展開つき)
- 決定案の使用シーン別データ(ホームページ用・スマートフォン用・スタンプ用・文字のみ)
「PEEP PEEP」は、ひよこの鳴き声を表す英語です。屋号にその音が入っている時点で、モチーフの候補はもう決まっているようなものでした。問題は、そのひよこをどう描くかのほうです。
3つの提案
案① タマゴから生まれたての「ひよこ」
タマゴの殻を割って出てきたばかりのひよこを、シルエットで作りました。
お母さんを見るまなざしを感じさせる、ピュアな赤ちゃんを表現したかった案です。今にも泣き出しそうな口元も、ポイントにしています。
「生まれたて」という状態を、ロゴのなかに閉じ込めるイメージですね。ニューボーンフォトを撮るスタジオさんなので、赤ちゃんそのものを主役にする方向です。
案② カメラのレンズ越しから見える「ひよこ」
カメラの正面シルエットを作って、そのレンズの円のなかにひよこを入れました。
マタニティフォトをカメラのレンズ越しから見える「ひよこ」で表現した案です。ひと目でフォトスタジオと分かるように、カメラのほうを大きく強調しています。
案①が「被写体」を描いたのに対して、こちらは「撮る行為」を描いた案です。同じモチーフでも、主語を変えると別のロゴになります。
案③ エレガントな筆記体の「Peep peep」
3案目だけ、絵をやめました。
セリフ体(線の端に飾りのある書体のこと)で「Peep peep」と組んで、下に左右対称の唐草模様をあしらっています。エレガントなホームページに似合うように、繊細なラインとフォントでヨーロピアンな雰囲気を表現しました。
ただ、完全に文字だけにはしていません。よく見ると、頭文字の P のなかにひよこの目とくちばしが隠れていて、中央の「・」がカメラになっています。
離れて見ればエレガントな文字ロゴ。近づくとひよことカメラが見つかる。この二段構えが、この案でいちばんやりたかったところです。
それぞれに、使い回しの形を用意した
3案とも、1つの形だけで終わらせずに、バリエーションを横に並べました。
- 縦組み(マーク+文字)
- アーチ状に文字を回した円形マーク
- 丸い切手風スタンプ
- 四角い切手風フレーム
- 掠れたテクスチャを乗せたスタンプ版
ロゴって、決まったあとが本番なんですよね。ホームページのヘッダー、Instagramのアイコン、写真の隅に入れるサイン、納品袋に押すスタンプ、名刺。使う場所ごとに、必要な形が違います。
丸いアイコン枠に縦組みロゴを入れると、文字が読めないくらい小さくなります。だから円形バージョンを別に用意しておく。写真に重ねるなら、掠れたスタンプ調のほうがなじむ。
このあたりを最初にまとめて作っておくと、あとで「Instagram用にちょっと直して」というやり取りが要らなくなります。
決定案と、その展開
選ばれたのは、案②のカメラ+ひよこと、案③の筆記体でした。

スマートフォン用は、掠れた切手フレームのなかにカメラとひよこを入れて、下に「PEEP PEEP 〜おうちスタジオ〜」。縦に長い画面で見たときに、上下の余白が効くように組み直しています。

ホームページ用は、案③の筆記体を横長に。ヘッダーの高さに収まるように、唐草の広がりを調整しました。
そのほか、文字だけのバージョンと、スタンプ用のバージョンもお渡ししています。色はすべて、ブラウン1色で統一しました。1色で成立するロゴにしておくと、印刷でも刺繍でも箔押しでも、あとで困りません。
クライアント様のご紹介
PEEP PEEP 〜おうちスタジオ〜 様
「おうちスタジオ」というお名前のとおり、ご自宅でくつろいだ雰囲気のまま撮影ができるフォトスタジオさんです。
マタニティフォトや、生まれたばかりの赤ちゃんの撮影を手がけていらっしゃいます。スタジオに出向いて、慣れない場所で緊張したまま撮る、という形ではなく、ご家族の日常のなかに撮影を持ち込むスタイルですね。
屋号の「PEEP PEEP」は、ひよこの鳴き声を表す英語です。生まれたての小さな存在を迎える瞬間を撮るお仕事に、まっすぐつながるお名前だと思います。
※掲載内容は制作時の情報となります。
デザネコからのメッセージ
ロゴを1案だけ出すやり方も、じつはあります。プロが決め打ちで持っていく形ですね。それが悪いとは思いません。
ただ、うちでは複数案を出すことが多いです。理由は、選ぶ過程でお客様のなかの言葉が固まるからなんですよね。
「①もかわいいけど、写真屋さんだって伝わるのは②かな」「でも③の雰囲気がホームページには合いそう」。こういう会話が起きると、そのお店が何を大事にしたいのかが、お客様自身の口から出てきます。ロゴを選んでいるようで、じつはブランドの方向を決めている時間なんです。
だからうちの提案書には、いつも「なぜこの形にしたか」の説明文を添えています。絵の好き嫌いだけで選ぶと、あとで理由を思い出せなくなってしまうので。
「ロゴを作りたいけど、イメージを言葉にできない」
大丈夫です。言葉にできないまま持ってきてください。形をいくつか並べたほうが、言葉は早く見つかりますから🐾
こんなご相談、承っています
- チラシ・フライヤーのデザイン(A4片面・両面、イベント告知、キャンペーン告知)
- パンフレット・リーフレット・冊子の制作
- 飲食店メニュー(フード・ドリンク・コース表)
- ロゴ、看板、名刺、ショップカード、パッケージ
- ホームページ制作、Instagram連動の集客づくり
- 公式LINE:友だち追加はこちら
- Instagram:@dezaneko
- お問い合わせフォーム:https://d-neko.com/contact.php
この記事はデザネコ(https://d-neko.com/)が執筆しました。沖縄を拠点に、開業1〜3年目の個人事業主・中小企業オーナーのデザイン・販促・集客をサポートしています。
クライアント様のご紹介
PEEP PEEP 〜おうちスタジオ〜
「おうちスタジオ」というお名前のとおり、ご自宅でくつろいだ雰囲気のまま撮影ができるフォトスタジオ。マタニティフォトや、生まれたばかりの赤ちゃんの撮影を手がけていらっしゃいます。
スタジオに出向いて慣れない場所で緊張したまま撮る形ではなく、ご家族の日常のなかに撮影を持ち込むスタイルです。
屋号の「PEEP PEEP」は、ひよこの鳴き声を表す英語。生まれたての小さな存在を迎える瞬間を撮るお仕事に、まっすぐつながるお名前です。
※掲載内容は制作時の情報となります。