広告が知らぬ間にAI任せに?沖縄の小さなお店に関係あるAIニュース3つまとめ

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広告が知らぬ間にAI任せに?沖縄の小さなお店に関係あるAIニュース3つまとめ

Google広告の設定が本人の知らないうちにAI任せへ自動で切り替わる話、ChatGPTの画像生成が無料プランでも大幅進化した話、動画通話を使ったディープフェイク詐欺が中小企業を狙い始めた話まで。沖縄の中小企業・個人事業主に関係する今週のAIニュースを3つにしぼって解説します。

目次

    「え、うちの広告、いつの間にこんな設定になってたんだろう。」

    先日、Google広告を出しているお客さんからこんな相談を受けました。管理画面を開いたら、広告文もキーワードも、自分が設定した覚えのないものに変わっていたそうです。誰かに乗っ取られたわけではありません。Googleが今月から、条件に当てはまる広告を自動でAIまかせの仕組みに切り替え始めたのが原因でした。

    便利になる話、油断できない話、そのどちらもが同じ週に飛び込んでくる。今のAI業界は、そんな調子です。毎週土曜日、海外のAIニュースの中から「沖縄の小さなお店に関係あるものだけ」を選んでお届けしているこのコーナー、今週はこの3つを選びました。

    うちの広告、いつこうなったんだろう

    ① Google広告が、頼んでもいないのにAIまかせへ切り替わり始めた

    まずは、集客に直結する話からです。Googleが9月に入って、Search広告(検索結果に出る広告のこと)のうち、ある条件に当てはまるものを「AI Max」という自動運用の仕組みへ、順番に強制的に切り替え始めました。対象になるのは、「自動作成アセット」や「キャンペーン単位の部分一致」といった、初期設定のまま使っているケースが多い機能です。

    Google広告、AI Maxへ移行中

    これ、つまり「広告文もキーワードも、細かい設定はよくわからないから任せていた」という運用スタイルのお店ほど、切り替えの対象になりやすいということなんです。しかも、この切り替えを拒否する選択肢は用意されていません。8月のうちにGoogleからメールで予告は届いていたそうですが、日々の業務に追われていて見落としていた、という声もよく聞きます。

    自動化そのものは悪い話ではないと僕は思っています。ただ、広告文の言い回しやターゲットの絞り込みまでAIに委ねられるとなると、「うちらしい言葉づかい」が知らないうちに薄まっていく可能性はあります。

    Google広告の管理画面、今週中に一度だけ開いてみよう!

    Google広告チェックの3ステップ

    今週のおすすめはこれです。Google広告を出しているなら、管理画面を開いて「AI Max」という表示が増えていないか、広告文が自分の設定した覚えのないものに変わっていないかを確認してみてください。変わっていたとしても、慌てて元に戻す必要はありません。まずは「見る」ことが、AIに運用を丸投げしないための最初の一歩になります。

    ChatGPT画像づくり、無料プランでも進化

    ② ChatGPTの画像づくりが、無料プランのままかなり賢くなった

    2つめは、日々の販促に使えそうな話です。OpenAIが「ChatGPT Images 2.5」という新しい画像生成モデルを発表しました。今までより自然な光の当たり方や質感になり、しかも元の写真の被写体(商品や人物の顔など)をきちんと保ったまま編集できるようになったのが大きな変化だそうです。

    さらに、ラフなスケッチから絵を起こす機能や、ポスター・商品写真といった形式をあらかじめ選べるテンプレート機能も加わりました。しかも、これが有料プランだけの機能ではありません。無料プランを含め、すべてのプランで使えるとのことです。

    「画像生成AIって、けっきょく有料の高性能なやつじゃないと使い物にならないんでしょ?」と思われがちですが、今回はそうとも言い切れません。お店のロゴや商品写真を素材に、SNS用の画像を試しに作ってみる分には、十分な性能だったりします。

    商品写真を1枚、ポスター風に加工してみよう!

    商品写真をポスター風に変える3ステップ

    今週の宿題はこれです。スマホで撮った商品写真やお店の外観の写真を1枚、ChatGPTに読み込ませて「ポスター風にして」「もう少し明るい雰囲気にして」とお願いしてみてください。仕上がりがそのまま使えなくても構いません。「この加工なら自分でもできそうだ」という感覚をつかむこと自体が、今週の目的です。

    もじゃと学ぶディープフェイク詐欺

    ③ ディープフェイク詐欺が、動画通話にまで広がってきている

    最後は、少し身構えてほしい話です。海外の調査によると、AIが作った偽の声や偽の映像を使った詐欺被害が広がっていて、しかもその手口が動画通話にまで及び始めているそうです。取引先の担当者そっくりの顔と声で画面越しに話しかけられ、振込先の変更を頼まれる、というケースも報告されています。

    特に狙われやすいのが、中小企業や個人事業主なんだそうです。理由は単純で、大きな会社のように「支払いは必ず複数人で確認する」といった決まりごとがなく、信頼関係と口頭のやりとりだけで物事が進みやすいからだと言います。うちのように、社長やスタッフが直接お客さんや取引先とやりとりしているお店ほど、実は当てはまりやすい話です。

    危険信号は至急・内密に・今すぐ

    「言い回しが不自然だから怪しい」「声が機械っぽいから偽物だ」という、これまでの見分け方はもう通用しません。むしろ「至急」「内密に」「今日中に」といった、急がせる言葉のほうが危険信号だと言われています。

    「振込先の変更」を頼まれたときの合言葉を、家族や従業員と決めておこう!

    家族で決める振込変更の合言葉

    今週の宿題はこれです。何かあってから確認方法を考えるのではなく、先に決めておくのがポイントです。ご家族やスタッフと、「振込先やお金に関わる連絡が来たときは、必ずこの一言を聞く」という合言葉をひとつ、今のうちに決めておいてください。本人しか知らない合言葉があれば、映像や声がどれだけ精巧でも、その場で見破れます。

    まとめ|今週の宿題は3つだけ

    今週の宿題とネコの手

    便利になる話と、知らないうちに任され過ぎてしまう話が、同じ週に並びました。とはいえ、やることは足元にあります。

    1. Google広告の管理画面を開いて、AIまかせの設定になっていないか確認する
    2. 商品写真を1枚、ChatGPTでポスター風に加工してみる
    3. 振込先の変更を頼まれたときの合言葉を、家族や従業員と決めておく

    冒頭の「いつの間にこんな設定に」というお客さんの声、他人事ではありません。便利な自動化はどんどん取り入れつつ、「気づいたら任せ過ぎていた」にならないよう、僕自身も毎週チェックする癖をつけています。3つとも試してみて「ここから先は手が回らない…」となったら、そのときは僕らの出番です。来週の土曜日もまた、お店に関係あるものだけを選んでお届けします。

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    デザネコは、チラシやホームページのデザインだけでなく、小さなお店のAI活用のお手伝いもしています。

    「AI、うちのお店でも使えるの?」という一言から、お気軽にどうぞ🐾

    この記事はデザネコ(https://d-neko.com/)が執筆しました。沖縄を拠点に、開業1〜3年目の個人事業主・中小企業オーナーのデザイン・販促・集客をサポートしています。

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    デザネコ

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