AIの進化でパスワードの危機?沖縄の小さなお店に関係あるAIニュース3つまとめ

-
AIの進化でパスワードの危機?沖縄の小さなお店に関係あるAIニュース3つまとめ

ChatGPT広告の日本開始、AIで探して予約する新しい集客の流れ、AI利用料の大幅値下げ、AIを悪用したサイバー攻撃への備えまで。沖縄の中小企業・個人事業主に関係する今週のAIニュースを3つにしぼり、お店で今すぐできる対策とあわせてやさしく解説します。

目次

    「AIのニュースって毎日すごい勢いで流れてくるけど、正直どれがうちのお店に関係あるのか、わからない…」

    そんな声、最近ほんとうによく聞きます。

    わかります。僕も仕事柄ひととおり目を通しますが、9割は僕らの商売に直接関係のない話です。ただ、残りの1割に、お店の集客や毎日の作業がラクになるヒントがちゃんと混ざっているんですよね。

    なので、海外のAIニュースの中から「沖縄の小さなお店に関係あるものだけ」を選んで、毎週土曜日に僕の言葉でお届けすることにしました。ニュースの紹介で終わらせず、「で、うちは何をすればいいの?」まで落とし込みます。今週は、この3つです。

    AIニュース、どれがうちに関係あるの?

    ① お客さんが「AIに聞いてから」お店を選ぶ流れが、本格的に始まった

    まず一番大きな変化から。GoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」の利用者が、月に10億人を超えたと発表されました。しかも6割以上の人が、文字を打つのではなく「声」で話しかけて使っているそうです。

    お客さんは「AIに聞いてから」お店を選ぶ時代へ

    さらに海外では、AIがレストラン予約などのサービスと直接つながり始めました。「今夜、子ども連れで入れるお店を予約したい」とスマホに話しかけると、AIがお店を選んで、そのまま予約まで進める。そんな流れがもう動いています。

    日本でも8月11日から、ChatGPTの画面に広告が表示されるようになりました。「AIに広告?」と思いますよね。ポイントは出るタイミングで、お客さんが「那覇でおしゃれなカフェは?」と探している真っ最中の会話に出るんです。チラシとも、Instagramとも違う、「いま欲しい人」への導線です。

    ChatGPTに「広告」も登場。日本でもスタート

    つまり、お客さんがお店を見つける入り口に、検索やSNSに続いて「AIとの会話」が加わった。これが今週いちばんのニュースです。

    お店の情報の「棚卸し」をしてみよう!

    お店の情報の「棚卸し」をしてみよう

    ここで大事なことが一つ。AIは、ネットに載っている情報しか読めません。

    営業時間、定休日、メニュー、場所、写真。GoogleビジネスプロフィールやホームページやSNSの情報が古いままだと、AIの候補から静かに外れていきます。派手な対策より先に、まず情報のお掃除。「定休日、変えたのに直してなかった…」という心当たりのある方は、今週はここからです。

    ② AIの利用料が大幅値下げ。「文章づくり」を頼むハードルが下がった

    AIの利用料が約8割の値下げ

    2つめはお金の話です。ChatGPTを作っているOpenAI(オープンエーアイ)が、この8月、主力AIの一つの利用料金を約8割値下げしました。あわせて、応答スピードが従来の14倍という高速版のお披露目もありました。

    8割引きって、なかなかの数字ですよね。スーパーの閉店前のお惣菜でも、半額シールまでです。

    これは開発者向けの料金なので、みなさんの支払いがすぐ変わるわけではありません。ただ、値下げ競争が起きているということは、AIに文章仕事を頼むのが「タダ同然」の時代に入りつつあるということ。使わない理由が、また一つ減りました。

    15分だけ、AIに仕事を一つ頼んでみよう!

    15分だけ、AIに仕事を一つ頼んでみよう

    「といっても、何に使えばいいの?」となりますよね。小さなお店なら、まずこの3つがおすすめです。

    • お知らせ文の下書き(「お盆の営業時間のお知らせを、感じよく書いて」)
    • メニューや商品の紹介文(「この料理の説明を、県外のお客さん向けに」)
    • 口コミへの返信の下書き(「この口コミに、丁寧すぎない返事を」)

    もじゃ「ぜんぶAIに書かせちゃっていいわけ?」

    くるる「下書きまでね。最後は自分の言葉に直すの。それでも白紙から書くより、ずっと早いよ」

    そうなんです。AIの文章はそのまま使うと、どこか他人行儀になります。8割まで作らせて、残り2割にお店の人柄をのせる。この分担がいちばん美味しいところです。

    ③ 攻撃する側もAIを使い始めた、という耳の痛い話

    攻撃する側もAIを使い始めた

    最後は、明るくないけれど外せない話です。

    Googleの安全対策チームがつい先日、「AIを使ったサイバー攻撃が本格化している」という警告を出しました。攻撃する側もAIを使って、弱いパスワードや古い設定の機器を自動で探し回るようになっている、という内容です。実際、MicrosoftのAIアシスタントでも、細工されたリンクを一つ開くだけでメールや予定表の情報が抜き取られかねない欠陥が見つかり、8月18日に修正されました。

    「うちみたいな小さな店は狙われないさ」と思いたくなりますよね。

    僕もそう思いたいです。でも、自動で探し回る攻撃にお店の大小は関係ありません。鍵のかかっていない家から順に入られる、それだけの話なんです。

    パスワードの使い回しを一つ減らそう!

    パスワードの使い回しを一つ減らそう

    ぜんぶ一気にやる必要はありません。今週は「同じパスワードをあちこちで使い回しているのを、大事なもの(銀行・メール・Google)から一つ直す」。それと「スマホとパソコンの更新通知を後回しにしない」。この2つで十分です。

    まとめ|今週の宿題は3つだけ

    今週の宿題は3つだけ

    ニュースは世界の話でも、やることは足元にありました。

    1. お店の情報を最新にする(Googleビジネスプロフィール・ホームページ・SNS)
    2. 15分だけ、AIに文章仕事を一つ頼んでみる
    3. パスワードの使い回しを、大事なところから一つ直す

    冒頭の「どれがうちに関係あるのかわからない」に戻ると、答えはこの3つでした。来週の土曜日もまた、流れてくるニュースの山から「お店に関係あるものだけ」を選んでお届けします。1と2を試してみて「ここから先は手が回らない…」となったら、そのときは僕らの出番です。

    関連リンク

    デザネコへのご相談・お見積り

    デザネコは、チラシやホームページのデザインだけでなく、小さなお店のAI活用のお手伝いもしています。

    「AI、うちのお店でも使えるの?」という一言から、お気軽にどうぞ🐾

    この記事はデザネコ(https://d-neko.com/)が執筆しました。沖縄を拠点に、開業1〜3年目の個人事業主・中小企業オーナーのデザイン・販促・集客をサポートしています。

    この記事を書いた人
    デザネコの画像

    デザネコ

    ネコの手、借りませんか? デザインを通して、周りとのつながりを築きます。デザネコは魅力を引き出し、伝わりやすく心に届くデザインでお客さまの満足度が高まるよう努めます。私たちの制作物が、皆さまの幸せに繋がりますように。

    favicon 関連コラム

    お気軽に
    ご相談ください。

    お問い合わせ・無料相談

    メールで相談する
    TOP