iOS 27が来ました|お店をやっている人が「先に確認すること」と、仕事で本当に効く新機能5つ
iOS 27が2026年9月15日に配信開始。新機能の前に、お店をやっている方がレジ・決済アプリで確認すべきことをまず解説します。写真の「拡張」など仕事で効く新機能5つ、Siri AIの日本語対応時期、対応機種までまとめました。

iPhoneの画面に、あの通知が出ていませんか。
「iOS 27にアップデート」
2026年9月15日、日本でも配信が始まりました。Siriが賢くなるとか、動作が速くなるとか、ニュースではいろいろ言われています。
ただ、お店や会社をやっている方に、先にお伝えしたいことがあります。
新機能の話より先に、確認してほしいことが1つあるんです。
そこから書かせてください🐾
その前に。レジと決済アプリ、動きますか

いちばんお伝えしたいのは、これです。
iPhoneでレジや決済をしている方は、アップデートを急がないでください。
iOSが新しくなった直後は、こういうことが起きます。
- iPhoneのPOSレジアプリが起動しなくなる
- キャッシュレス決済の端末とBluetoothがつながらない
- レシートプリンターが反応しない
- 予約システムのアプリで画面が崩れる
アプリ側が新しいiOSに対応するまでに、数日から数週間かかることがあるんです。ふだんは気にならない遅れですが、お店にとっては「今日会計ができない」という事故になります。
やることは簡単です。アップデートの前に、使っているアプリの公式サイトかSNSを見て、「iOS 27対応済み」と書いてあるか確認する。これだけ。
書いていなければ、1週間ほど待つ。それで困ることは、まずありません。
もう1つ。2台持ちの方は、サブのiPhoneから先に上げると安全です。仕事で使っている端末を最後に回す。この順番、けっこう大事です。
では、ここからが本題です。
いちばん効くのは、地味な「速くなった」

新機能の中で、お店をやっている方にいちばん効くのは、じつは派手な機能ではありません。
速度です。
Appleが出している数字がこちらです。
項目 | 速さ |
|---|---|
アプリの起動 | 最大30%高速化 |
写真ライブラリへの新しい写真の読み込み | 最大70%高速化 |
AirDropの転送 | 最大80%高速化 |
「たかが速度」と思われるかもしれません。でも、写真を大量に扱う商売だと、これがかなり効きます。
たとえば、商品を100枚撮ってきた日。iPhoneからパソコンに渡すのに、これまで10分待っていたのが数分で終わる。撮影後の読み込みで待たされる時間も減る。
1回あたりは数分でも、それが毎週続くと、月に何時間かになります。新しく覚えることがゼロで、勝手に速くなる。これがいちばんお得な更新かもしれません。
写真の「拡張」と「リフレーム」が、想像以上に使えます

デザインの仕事をしている立場から、いちばん「おっ」と思ったのがこれです。
写真アプリに、「拡張」(Extend)と「リフレーム」(Reframe)が入りました。
- 拡張:写真の足りない部分を、AIが自然に描き足す
- リフレーム:縦・横・正方形など、別の比率に作り変える
これ、何がうれしいか。「上下が足りない問題」が解決するんです。
お店で撮った横長の写真を、Instagramのストーリーズに使おうとすると、縦に足りませんよね。仕方なく上下に白い帯を入れたり、無理やり拡大して端を切ったり。あれをやらなくてよくなります。
チラシでも同じです。「この写真、もう少し左に余白があれば文字が置けたのに」というとき、これまでは撮り直しでした。今は伸ばせます。
ただし、万能ではありません。描き足された部分は、あくまでAIの想像です。商品そのものが写っている部分を伸ばすと、存在しない形になってしまうことがあります。
背景や空、床や壁など、「そこにあってもおかしくないもの」を伸ばすときに使う。この線引きだけ守れば、かなり頼れます🐾

Safariが、情報集めの道具になりました

地味ですが、毎日ネットで調べものをする方には効く変更です。
Apple Intelligenceが、開いているタブをテーマごとに勝手に仕分けしてくれるようになりました。仕入れ先を10社くらい開きっぱなしにして、どれがどれだか分からなくなる、あれが整理されます。
もう1つが 「Notify Me」。ページの内容が変わったときに知らせてくれる機能です。
これ、使いどころがあります。
- 仕入れ先の価格ページ
- 補助金や助成金の募集ページ
- 求人サイトの競合の掲載内容
毎朝チェックしていたページを、向こうから知らせてもらう。「更新されたかな」と見に行く時間が、まるごと消えます。
「探す」の位置情報共有が、仕事向きになりました

配達や出張のある商売の方に。
「探す」アプリの位置情報共有で、期間を細かく指定できるようになりました。「4日と6時間だけ」のような指定や、終了する日付そのものの指定ができます。
これまでは「1時間」「今日の終わりまで」「無期限」くらいしか選べませんでした。無期限にしたまま忘れている方、けっこう多いと思います。
- 配達に出るスタッフと、その日だけ共有する
- 出張中の3日間だけ、家族と共有する
- イベントの搬入日だけ、チームで共有する
そして、もう1つ。特定の相手との共有だけを、目立たずに一時停止できるようになりました。共有を切ったことが相手に通知されない仕組みです。気まずさを避けたい場面で、そっと使えます。
Siri AIは、日本語が10月。今は期待しすぎないでください

今回いちばん話題になっているのが、Siri AIです。
ChatGPTのように、込み入った質問に答えられるようになった新しいSiri。専用のアプリも追加され、Dynamic Islandから話しかけられて、iPhoneで始めた会話をiPadやMacで続けられます。
ただ、正直に書きます。今すぐ日本で使えるものではありません。
- 当初は英語のみ。日本語への対応は2026年10月予定
- 1日に使える回数に上限がある
- 使える機種は iPhone 15 Pro / 15 Pro Max、iPhone 16以降
「Siriが賢くなるらしいから」という理由だけでアップデートを急ぐ必要は、今のところありません。10月を待ってからでも遅くないと思います。
そのほかの新機能も、ざっとだけ。
- iPhone Handoff:同じ電話番号の2台のiPhoneを切り替えられる(通信会社の対応が必要)
- CarPlayで動画:駐車中に限り、対応車種の画面で動画が見られる
- Apple Cashの割り勘:レシートを読み取って割り勘。ただしアメリカ限定
- スクリーンタイムの強化:曜日や時間帯ごとにアプリを止められる(仕事とプライベートの線引きに使えます)
自分のiPhoneで使えるか、確認しましょう

最後に、対応機種です。ここで分かれます。
iOS 27そのものが使える機種 iPhone 11シリーズ以降。iPhone XR、XS、XS Max以前は対象外です。
Siri AIや写真の「拡張」などが使える機種 iPhone 15 Pro / 15 Pro Max、iPhone 16以降。
ここ、間違えやすいので念のため。iPhone 15とiPhone 15 Plusは対象外です。同じ15なのに、Proが付くかどうかで変わります。
つまり、iPhone 14をお使いの方は「速くなる」「デザインが変わる」までは受け取れますが、この記事で紹介した写真の拡張やリフレームは使えません。買い替えの判断材料にもなると思います。
アップデートの前には、この3つを。
- バックアップを取る(iCloudかパソコンに)
- 空き容量を数GB確保する
- 充電しながら、Wi-Fiでやる(バッテリー50%以上)
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から進めます。
まとめ|急がなくていい。でも、いずれ上げる

長くなったので、3行にします。
- レジ・決済アプリを使っているなら、対応済みか確認してから
- 上げると勝手に速くなる。写真を扱う商売ほど効く
- Siri AIの日本語は10月。それ目当てなら、待ってもいい
新しいものが出ると「すぐ試さなきゃ」という気持ちになりますが、お店をやっていると、動かなくなるほうが怖いんですよね。
でも、ずっと上げないのも困ります。セキュリティの修正が入らなくなるので、半年も放置するのは避けたほうがいい。目安としては、お使いのアプリが対応したら上げる。それでじゅうぶんです。
写真の「拡張」だけでも、Instagramの投稿づくりがずいぶん楽になります。使える機種をお持ちなら、そこだけでも触ってみてください。
「更新したら、なんだか使いづらくなった」というご相談も、遠慮なくどうぞ🐾
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「写真を伸ばしてみたけど、なんか不自然で…」という一言から、お気軽にどうぞ🐾
この記事はデザネコ(https://d-neko.com/)が執筆しました。沖縄を拠点に、開業1〜3年目の個人事業主・中小企業オーナーのデザイン・販促・集客をサポートしています。