沖縄方言でメロコアを7曲つくりました|もじゃねこバンドMOJANEKO
沖縄のことばで全力で走るメロコアを7曲つくって、もじゃねこのYouTubeチャンネルで公開しました。歌詞のもとになったのは4冊の本、曲はSunoで形にしています。全曲の歌詞とタイムスタンプを載せました。
「なんくるないさ」って、便利すぎる言葉だと思うんです。
落ち込んでいる人にかければ、ちゃんと励ましになる。でも自分に向けて言うと、その日にやらなかったことの言い訳にもなってしまう。僕はずっと、この言葉の両方の顔を知っていながら、うまく扱えないままでいました。
だったら、そのモヤモヤごと三つのコードに乗せてみたらどうなるんだろう。そう思って作りはじめたのが、今回の7曲です。
もじゃねこのYouTubeチャンネルで公開しました。沖縄のことばで、全力で走るメロコアのメドレーです。
▶ 【BGM】やる気がみなぎる!沖縄方言メロコアメドレー7曲|Okinawa Punk
メンバーは、もじゃ・くるる・パーム・ふわりんの4匹です
バンドの名前は MOJANEKO(もじゃねこ) です。
中心にいるのは、うちのマスコットでもある黒猫の「もじゃ」と、白猫の「くるる」。そこに2匹が加わって、4匹編成になりました。
- もじゃ(黒猫・ギター)…もじゃもじゃの縦ロールがトレードマーク
- くるる(白猫・ドラム)…ピンクのリボン。叩くときがいちばん笑っている
- パーム(グレー・ベース)…青い目で、いつも一歩うしろから支える係
- ふわりん(クリーム色・ギター)…まん丸のアフロ。バンドでいちばん背が低い
全員、毛がもじゃもじゃです。ステージの照明を浴びると輪郭がぼやけて、実際より一回り大きく見えるタイプの猫たちですね。
歌っているのは、ぜんぶウチナーグチ(つまり、沖縄のことばのこと)混じりの日本語です。「〜わけよ」「〜はずよ」「〜ばー」みたいな、県内の人なら毎日どこかで耳にする言い回しを、そのまま歌詞に置いています。
なぜ標準語にしなかったのか。理由は単純で、方言のほうが、速いからなんです。
「もう始めたと言ってしまいなさい」より、「言っちゃえ もう始めたって」のほうが短い。メロコアは1曲が2〜3分で、しかも音符がぎゅうぎゅうに詰まっています。1音に1文字しか乗らない世界では、日常でいちばん短く言い切っている形が、いちばん強いんですよね。
歌詞のもとになったのは、4冊の本
ここが、このメドレーのいちばん変わっているところかもしれません。
7曲の歌詞は、思いつきから出てきたものではなくて、4冊の本の余白に書き込んだメモから育ちました。読みながら「これ、曲になるな」と思った行に線を引いて、あとでその線だけを拾い集めていった感じです。
難しい話を、沖縄のことばと三つのコードに翻訳したら、こうなりました。
▸ SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える
Simple Rules / Donald Sull & Kathleen Eisenhardt
ルールは少ないほど速く動ける、という本です。やることを増やすのではなく、やらないことを先に決める。読んだあと、机の上のTODOリストを30行から3行に削りました。
3曲目の「シンプルルール」と、6曲目の「ルールは3つでいい」は、この一冊から出ています。
▸ 影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか
Influence / Robert B. Cialdini
人が「つい」動いてしまう仕組みを、これでもかと集めた本です。返報性、一貫性、社会的証明。仕組みの名前を知ってしまうと、街の広告の見え方が変わります。
2曲目の「影響力を武器にしれ」は、この本を読みながら「これ、使う側にも回れるはずよ」と思ったところから始まりました。
▸ ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
Originals / Adam Grant
はみ出す側が世界を動かす、という話です。ただし中身は、思い切りの良さを褒める本ではありません。むしろ逆で、本業を続けたまま始めた人のほうが遠くまで行った、という統計の話が出てきます。
4曲目の「originals」は、まるごとこの本です。
▸ 死ぬ瞬間の5つの後悔
The Top Five Regrets of the Dying / Bronnie Ware
緩和ケアの現場で、最期の時間を過ごす方々のそばにいた著者が書いた本です。人が最後に悔やむのは、やったことではなくて、やらなかったことのほうだった、と。
1曲目「なんくるにゃいさ〜」の「今が一番若い日さ」という一行は、この本を閉じたあとに出てきました。
※上記はAmazonアソシエイトのリンクを含みます(Amazon.co.jp)。
正直に白状すると、最初は「本の内容をそのまま歌詞にするのは、ちょっとズルいかな」と思っていました。でも作ってみて、考えが変わったんです。
本って、読み終わった瞬間はやる気に満ちているのに、3日経つと内容をきれいに忘れていませんか??ところが、サビになった一行だけは、なぜか残る。音に乗せるというのは、内容を薄めることではなくて、忘れにくい形に詰め直すことなんだなあ、と思いました。
曲そのものは、Suno(スノ)で形にしました
作曲と演奏の部分は、Suno(スノ) という音楽生成AIを使っています。「こんな感じの曲」と言葉で伝えると、歌つきの曲がまるごと返ってくるサービスですね。
ただ、順番だけは最後まで譲りませんでした。先に歌詞があって、あとから曲です。
4冊の本から拾った行を並べて、沖縄のことばに置き換えて、拍に乗るところまで削る。そこまでを手でやってから、Sunoに渡しています。「メロコア 沖縄」とだけ投げて出てきたものを7曲並べた、という作り方ではないんです。
じっさいに触ってみると、Sunoが返してくれるのは完成品というより音の素材に近い、という感じがします。歌詞のどこを立たせたいかが自分の中で決まっていないと、何十回生成しても「悪くないけど、これじゃない」が積み上がっていくだけなんですよね。
Sunoの登録のしかたや、お店のCMソングを作る手順は、別の記事にまとめてあります。
▶ お店のCMソング、AIで作ったら3分でできました|SUNO.aiで「うちだけのテーマ曲」を持つ方法
収録7曲と、タイムスタンプ
全7曲、通しで約23分です。動画の概要欄からも飛べますが、こちらにも置いておきますね。
# | 曲名 | 開始位置 | もとになった本 |
|---|---|---|---|
1 | なんくるにゃいさ〜 | 00:00 | 死ぬ瞬間の5つの後悔 |
2 | 影響力を武器にしれ | 05:39 | 影響力の武器 |
3 | シンプルルール | 08:28 | SIMPLE RULES |
4 | originals | 11:17 | ORIGINALS |
5 | ハビットチェーン | 13:40 | 4冊の重なるところから |
6 | ルールは3つでいい | 17:18 | SIMPLE RULES |
7 | なんくるにゃらん時もある | 20:10 | 死ぬ瞬間の5つの後悔 |
1曲目と7曲目は、対になっています。「なんくるにゃいさ〜」で思いきり背中を押しておいて、最後の「なんくるにゃらん時もある」で、押された側の事情をちゃんと拾う。この並びだけは、作りはじめる前から決めていました。
作業のとき、走るとき、朝いちばんに
どんなときに聴いてもらうのがいいか、いくつか置いておきますね。
- 朝、手が動き出さないとき:1曲目から。テンポが速いので、皿洗いの手まで勝手に速くなります
- 作業用BGMとして:歌ものなので、書きものより、手を動かす単純作業のほうに向いています
- 走るとき:4曲目から6曲目あたりが、いちばん速いです
- 落ち込んだ夜:7曲目だけをリピートしてください。急かしてこない曲です
うちの母は「歌詞は何言ってるか半分わからんけど、なんか元気になるさー」と言っていました。ひとまず、それでいいと思っています🐾
For English Listeners
Seven songs. Three chords. All in Okinawan dialect.
MOJANEKO is a punk band of four fluffy cats from Okinawa, Japan. We sing in Uchinaaguchi, the language of the Ryukyu Islands. It is not standard Japanese, and fewer people speak it every year.
The lyrics all started as notes in the margins of four books: *Simple Rules* by Donald Sull and Kathleen Eisenhardt, *Influence* by Robert B. Cialdini, *Originals* by Adam Grant, and *The Top Five Regrets of the Dying* by Bronnie Ware. We translated those four books into island words and three chords.
The band is Moja (black cat, guitar), Kururu (white cat, drums), Palm (grey cat, bass) and Fuwarin (cream cat, guitar).
The first song and the last song are a pair. Song 1, "Nankuru-nyaisa," means roughly "it will work out somehow." Song 7, "Nankuru-nyaran toki mo aru," means "there are nights when it does not work out." We wanted both of those to be true on the same record.
The lyrics were written by hand, in dialect, before any music existed. The music itself was produced with Suno.
Full lyrics follow, in Japanese. Even if you cannot read them, the timestamps in the table above will take you to the song you want.
歌詞、ぜんぶ載せます
ここから下は、7曲分の歌詞です。動画を流しながら目で追ってもらえると、いちばん伝わると思います。

1. なんくるにゃいさ〜(00:00)

[Chorus]
「もう遅い」なんて言わないで
今が一番若い日さ やりたいこと やってみよう
一度きりの人生さ なんくるにゃいさぁ
[Verse 1]
SNSみてるだけじゃ 何も始まらない
ちむどんどんしたら 心のままに歩き出そう
まだ早いかもなんて思ってたら 日は沈んでいく
やりたいことがあるのなら 今日がその始まりさ
人が変わらないなら 自分が変わればいい
自分を信じてみよう 誰かと比べなくていい
何も持ってないその手なら 何だって掴めるさ
失うことをおそれないで まずは裸足のままで踏み出そう
[Pre-Chorus]
見て見ぬフリしてた夢が 胸の奥で呼んでいる
誰かを羨む暇があるなら 自分の花を咲かせよう
何者でもなくていい
今日の自分を超えていこう
転んだ数だけ ちゅーばーになるさ
[Chorus]
なんくるにゃいさぁ
転んだって 笑えばいいさ
また立ち上がればいい
「もう遅い」なんて言わないで
今が一番若い日さ やりたいこと やってみよう
一度きりの人生さ なんくるにゃいさぁ
[Verse 2]
弱さを隠さなくていい それも自分の一つだから
昨日までの涙だって 明日の力に変えてゆこう
誰かの頑張る姿には 笑顔で拍手を送ろう
ゆいまーる 手を取り合えば 一人じゃ見えない景色がある
何度転んでもいいさ 砂を払ってまた歩こう
百回負けても百一回 笑えたなら上等さ
何にも掴めてないのなら まだ旅の途中なだけ
遠回りしたその道も いつか宝物になるさ
[Pre-Chorus]
青い海の向こう側に
まだ知らない明日がある
怖くたって 震えたって
一歩だけ前へ行こう
太陽はまた昇るから
涙もいつか乾くから
さぁ顔を上げて
風に乗れ!
[Chorus]
なんくるないさぁ
拳をあげて 走りだそう
今日を笑って生きようさ
「もう遅い」なんて言わないで
今が一番若い日さ やりたいこと やってみよう
一度きりの人生さ なんくるにゃいさぁ
[Bridge]
愛も自由も夢だって
自分を大切にしないと なにもかなわない
つらい日だったとしても
夜明けはちゃんとやってくる
変わりたいなら 今日からさ
明日に任せちゃもったいない
イーヤーサーサー!
ハーイーヤ!
心の太鼓を鳴らしたら
さぁ もう一歩!
[Final Chorus]
なんくるにゃいさぁ〜
なんくるにゃいさぁ〜
青い空と 青い海が
「大丈夫」って笑ってる
なんくるにゃいさぁ〜
なんくるにゃいさぁ〜
傷ついたって 迷ったって
全部あなたの道になる
やるか やらないかだったなら
やってみる方を選ぼうさ
今日が人生で一番若い
だから今日から始めよう
なんくるにゃいさぁ〜
なんくるにゃいさぁ〜
ひとりじゃないさ ゆいまーる
みんなで明日へ歩いてこう
なんくるにゃいさぁ〜
なんくるにゃいさぁ〜
いくつになっても
やりたいことをやろうさ!
2. 影響力を武器にしれ(05:39)

[Intro]
なんか 始めるって
決めたわけよ
[Verse 1]
先に なんか 渡せ
金も 実績も ないんだったら
知ってること 全部 出せ
返ってくるのは その後よ
もらう前に 差し出せ
それが 一発目の 手だ
[Pre-Chorus]
小さく 言っとけ
逃げ道 塞げ
[Chorus]
言っちゃえ もう 始めたって
言った自分に 引っ張られていけ
人間 言葉に 縛られるはずよ
その鎖 味方に つけれ
走れ そのまま 走れ
[Verse 2]
「みんなやってる」に 流されんな
やしが 隣に 誰か 置け
一人よりも 二人でやれ
続く確率が 違ってくる
好かれてから 売れ
順番 逆に すんなよ
[Pre-Chorus]
専門家に なれとは 言わん
詳しいやつに なればいい
[Chorus]
言っちゃえ もう 始めたって
言った自分に 引っ張られていけ
人間 言葉に 縛られるはずよ
その鎖 味方に つけれ
走れ そのまま 走れ
[Bridge]
「今しかない」って 言葉に
なんかい 騙されたばー
だから 知っとけ その仕組み
知ってれば 使う側に なれる
やしが 忘れるなよ
小手先で 取った信用は
小手先で 消えていく
本物だけが 残る
本物だけが 残る
[Final Chorus]
言っちゃえ もう 始めたって
一人目の客は 我(わん)自身よ
自分を 説得できんやつが
誰を 動かせるって言うば
走れ 今日から 走れ
[Outro]
イーヤーサーサー!
始まってる
もう 始まってるわけよ
3. シンプルルール(08:28)

[Intro]
足すな削れ 足すな削れ 足すな削れ
[Verse 1]
完璧な計画 立てるたび
朝が 来るのが 怖くなる
考えすぎて 動けないなら
そりゃ 計画じゃない 言い訳だ
足すな
削れ
[Chorus]
ルールは 三つでいい
守れないもんは 捨てちまえ
やらないことを 先に決めろ
迷ってる時間が 一番の敵だ
シンプルに 行け
[Verse 2]
始める勇気は 持ってんだろ
なのに やめる勇気が ないだけだ
「もう少し」って言い続けて
何年 溶かした?
決めろ
今 決めろ
[Chorus]
ルールは 三つでいい
守れないもんは 捨てちまえ
やらないことを 先に決めろ
迷ってる時間が 一番の敵だ
シンプルに 行け
[Bridge]
借りもんのルールじゃ 続かねえ
誰かの正解 捨てちまえ
間違えたら 書き換えろ
それも ルールのうちだ
オイ! オイ! オイ! オイ!
[Final Chorus]
ルールは 三つでいい
君の言葉で 君が決めろ
やらないことを 先に決めたら
やりたいことだけ 残るんだ
シンプルに 行け
[Outro]
Oi! Oi! Oi!
4. originals(11:17)

[Intro]
違うこと やるやつは
特別だと 思ってた
[Verse 1]
全部 賭けろって 誰が言ったば
仕事 続けたまま 始めたやつが
一番 遠くまで 行ってる
守るもんが あるから
思い切り 振れるんだ
[Chorus]
不安なままで いけ
自信なんか 来ん
迷ってんのは 才能ないんじゃない
本気の 証拠さ
進め そのまま 進め
[Verse 2]
一発当てたやつを 探すな
なんかい 打ったやつが 当てた
いい曲の裏に
ボツの山が ある
質は 量からしか
生まれてこん
[Chorus]
不安なままで いけ
自信なんか 来ん
迷ってんのは 才能ないんじゃない
本気の 証拠さ
進め そのまま 進め
[Bridge]
早いやつが 勝つとは 限らん
やしが 二番目が 残ってる
「こんなもんさ」
それ 誰が 決めたば
疑え
疑え
疑え
イーヤーサーサー!
[Final Chorus]
不安なままで いけ
確信なんか 待つな
「変わってるねー」って 言われたら
もう 半分 勝ってる
進め そのまま 進め
[Outro]
一個目 ボツでいい
二個目も ボツでいい
出し続けれ
我(わん)は 我のままだ
5. ハビットチェーン(13:40)

[Verse 1]
やる気が出る朝なんて 月に何回ある?
そんなもんアテにして 1年 十年 何も変わらなかった
気合いも根性も 燃え尽きるのが仕事
続かなかったのは 君のせいじゃない
必要なのは 決意じゃなくて
たった一本の ペンだけ
[Pre-Chorus]
できた日に 丸をひとつ
それだけ それだけでいい
[Chorus]
丸を つなげ
昨日と今日を つなげ
みっか いつか とうか と伸びていく
切りたくなくなる その気持ちが大事
やる気じゃない 記録が 君を運ぶ
[Verse 2]
新しい習慣は 空中に置くな
もう毎日やってる 何かの隣に置け
歯を磨いたら そのまま 本を開く
コーヒー淹れたら 座って 深呼吸
新しく作るな くっつけろ
すでにある動きに 積み上げろ
[Pre-Chorus]
「これしたら 次にこれをする」
それだけ それだけでいい
[Chorus]
丸を つなげ
昨日と今日を つなげ
みっか いつか とうか と伸びていく
切りたくなくなる その気持ちが大事
やる気じゃない 記録が 君を運ぶ
[Bridge]
できなかった日 忘れた日は
必ず 来る 誰にでも
でも そこで終わりじゃない
守るのは これだけ
2回 続けて 休むな
2回 続けて 休むな
1度のできなかった日は ただの空白
2度のできなかった日が 元通り
[Final Chorus]
丸を つなげ
できなかった日から また つなげ
いっかげつ はんとし その先へ
気づけば それは 君の一部
やる気じゃない 君は もう 変わってる
6. ルールは3つでいい(17:18)

[Intro]
リスト 30行
ひとつも 進まん
[Verse 1]
完璧な計画 立てるたびに
朝が 重たく なっていった
準備ばっかり 上手くなって
一歩目が 遠ざかる
足すことばっかり 覚えて
削ることを 忘れてたばー
[Pre-Chorus]
少なくていいさ
守れるやつだけ 残せ
[Chorus]
ルールは 三つでいい
それ以上は ぜんぶ 邪魔になる
やらんことを 先に決めたら
迷う時間が 消えていく
シンプルなほど 遠くへ行ける
[Verse 2]
台風の前に 持ち出すもんは
そんなに 多くないはずよ
本当に 大事なやつだけ
自然と 手が 掴んでる
始める勇気は 持ってたわけよ
やめる勇気が なかっただけ
[Pre-Chorus]
考えんでいい
もう 決めてあるから
[Chorus]
ルールは 三つでいい
それ以上は ぜんぶ 邪魔になる
やらんことを 先に決めたら
迷う時間が 消えていく
シンプルなほど 遠くへ行ける
[Bridge]
借りもんじゃ 続かん
誰かの正解 置いていけ
うまくいかんかったら
書き換えりゃ いいだけよ
ルールは 鎖じゃない
自由になるための 線さ
イーヤーサーサー!
[Final Chorus]
ルールは 三つでいい
我(わん)の言葉で 我が決める
やらんことを 先に決めたら
やりたいことだけ 残るわけよ
シンプルなほど 遠くへ行ける
[Outro]
どの三つね
今 決めよう
7. なんくるにゃらん時もある(20:10)

[Verse 1]
真夜中0時過ぎの国道58号線
シャッター下ろした店 電気だけつけてて
一人じっと手だけを見つめる 何も言わない 何も聞こえない
[Pre-Chorus]
なんくるないさ なんて 軽く言えるかよ
でも 言うしかない日も あるんだ
[Chorus]
今日も少し前に進めた それだけで上等
できなかったことは 明日に置いとけ
どうにもならん夜も 一人にはさせないから
オレがいる ここにいる
[Verse 2]
台風が来るたび 何かが壊れて
何度でも直して また暮らしてる
それを当たり前って 誰も褒めないけど
オレは ちゃんと 見てるからな
泣いていいって 誰かが言ってくれるまで
無理して 耐えて 笑ってる
[Pre-Chorus]
強くなくていいよ 偉くなくていいよ
ただそばにいて それだけでいい
[Chorus]
今日も少し前に進めた それだけで上等
できなかったことは 明日に置いとけ
どうにもならん夜も 一人にはさせないから
オレがいる ここにいる
[Bridge]
突然のスコールが 通り過ぎて
アスファルトが 光ってる
あれだけ降ったのに もう太陽が眩しい
そんなもんさ そんなもんさ
そんなもんだから 大丈夫
[Final Chorus]
今日も少し前に進めた それだけで上等
がんばれなんて もう言わないから
どうにもならん夜も 一人にはさせないから
オレがいる 君もいる
みんな ここにいる
まとめ|「なんくるにゃいさ」を、言い訳にしないために
冒頭に書いた、あのモヤモヤの答えを置いておきます。
「なんくるないさ」は、前に進んだ人が、そのあとで言う言葉だったんだと思うんです。動く前に言うと言い訳になって、動いたあとに言うと、ちゃんとお守りになる。順番の問題だったんですね。
だから1曲目で「今日から始めよう」と全力で押しておいて、最後の7曲目で「なんくるにゃらん時もある」と受ける形にしました。押すだけの音楽は、押されない日に聴けなくなってしまうので。
7曲は、4冊の本をていねいに読み直した記録でもあります。もし歌詞のどこかが刺さったら、その曲のもとになった本のほうも、ぜひ手に取ってみてください。歌より、たぶん100倍くわしいです。
そして、いま何かを始めようとしている方へ。今日が、人生でいちばん若い日ですよ🐾
▶ 【BGM】やる気がみなぎる!沖縄方言メロコアメドレー7曲|Okinawa Punk
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この記事はデザネコ(https://d-neko.com/)が執筆しました。沖縄を拠点に、開業1〜3年目の個人事業主・中小企業オーナーのデザイン・販促・集客をサポートしています。
ルールは少ないほど速く動ける、という本。やることを増やすのではなく、やらないことを先に決める。読んだあと、机の上のTODOリストを30行から3行に削りました。
人が「つい」動いてしまう仕組みを、これでもかと集めた本。返報性、一貫性、社会的証明。仕組みの名前を知ってしまうと、街の広告の見え方が変わります。
はみ出す側が世界を動かす、という話。ただし思い切りの良さを褒める本ではなく、本業を続けたまま始めた人のほうが遠くまで行った、という統計の話が出てきます。
緩和ケアの現場で、最期の時間を過ごす方々のそばにいた著者が書いた本。人が最後に悔やむのは、やったことではなく、やらなかったことのほうだった、と。